1.非常用発電設備の更新入替について
年々発電設備の更新入替の需要が多くなってきました。最近では補助金制度の利用により設備更新を視野に入れたユーザー様も増えてきており、相談件数も増加して
おります。
発電設備の更新に関しては、設置条件により大きく価格が変わります。
1 階の屋外に設置されており、クレーンが容易に横付けできる環境と地下階設置で周辺にクレーン設置スペースも無い状況ではかなり変わってきます。
平日昼間に作業が可能か、休日の深夜にしか作業が出来ないかによっても費用は大きく変動します。
また、以前とは発電設備選定における計算方法が変わっているため以前より大きい
容量の発電設備を選定されることも増えており、基礎寸法が足りず基礎を増設する工事の費用も考慮に入れる必要があります。
発電設備選定においてはすべての負荷設備の種類と容量を把握する必要があり、同じ容量でも設備の種類によっては選定計算方法が異なるため、詳細な現場調査を実施し選定する必要があります。